指先を軽く噛んで深呼吸
タバコが体に悪いとわかっていながらも、なかなかやめられないのには、タバコのニコチンに対する依存と、喫煙行為に対する精神的な依存があるためと言われている。ニコチンに対する依存というのは、いわば中毒症状である。禁煙できない人の中には、この中毒症状を言い訳にしてタバコに手を伸ばしている人も多い。
しかし実際にニコチンによる中毒症状は意外に短く、10日もあれば抜けてしまうそうである。本当にタバコから離れられないのは精神的な依存で、「タバコを吸うとリラックスできる」「タバコを吸うと頭が冴えて仕事がはかどる」などと思い込んでいるのである。タバコの良い点(・・・と思い込んでいる点)を信じ込み、タバコに頼ってきた習慣を変えるのが大きな不安になり、なかなか禁煙に踏み込めずにいるのである。
このニコチンと喫煙行為に対する依存を取り払うために、指タバコという方法を使っている人もいる。禁煙を始めると、必ず喫煙欲求が起こる。その時に指をタバコに見立てて、指先を軽く噛んで深呼吸する。これを気持ちが落ち着くまで続ける。おそらく1本ずつ指を変えていっても、10本全部噛まないうちに落ち着いてくるだろう。
この方法はタバコを吸いたいという欲求を指タバコによって紛らわせる効果もあるが、なにより深呼吸することによってイライラを抑えリラックスできることが一番の効果だと思われる。全く費用をかけずにできる方法なので、気軽な気持ちで一度試してみてはどうだろうか。